大口出品登録、さらにFBAを利用するのが一般的です!
アマゾン、その売上高は一兆円を超えネット販売市場をけん引する格好となっています。そんな日本一のマーケットプレイスにあなたも出店が可能なのです、ここではその登録に関する準備や、知っておきたいことをまとめてみました。あなたも今日からオーナーです!


【1】日本一のマーケットプレイス

1-1.売上高No1人気の理由は

アマゾンの集客力は抜群であり、多い時にはひと月で4千8百万人もの方がサイトを訪れます。これは日本の人口から換算すれば3人に1人以上が利用されている計算になります。





また「月刊ネット販売調べ」2019年度のネット販売市場を見てもネット販売実施企業上位30社においてトップはやはりアマゾン!売上高は一兆円を超え2位以下を大きく引き離し、拡大傾向にあるネット販売市場をけん引する格好となっています。まずはそんなアマゾンの人気の理由をあげてみましょう。

1-2.配送がスピーディ!買ったものがすぐに届きます

フルフィルメントセンターという年中無休24時間体制の配送センターで商品は管理・出荷されています、在庫さえあれば翌日には配達される場合がほとんどです。またさらに「当日お急ぎ便」も利用可能。買ったものがすぐ届く、欲しいものがすぐ手に入るといったサービスはなによりも魅力です。

1-3.豊富な品揃えとレコメンディション機能

アマゾンはもともとは本屋さんでした、しかし今では家電・食品・衣類・日用品など、その商品カテゴリーは扱っていないものはないほど豊富です。24時間365日どこにいてもクリックするだけで必要なものがそろいます。またレコメンディション機能もあげられます、閲覧履歴や購入履歴から好みに合うような商品をすすめてくれるのです。サイトを訪れた方の購入意欲も掻き立てられますね。



【2】アマゾンに出品するということは

2-1.圧倒的な人気や集客力、出品サービスを利用できること

アマゾンにはアマゾン小売部門が仕入れて販売されている商品と、アマゾン出品サービスに登録をした出品者が販売を行っている商品が混在しています。「販売/出品」欄を見てください、こちらがamazon.cojpとなっていればアマゾン、店舗名になっていれば出品者から出品されています。





こうしてみると出品者が本当に多いことに気が付くはずです。アマゾンに出品するということは、日本一のマーケットプレイスにあなたのお店を出すことです。アマゾンの圧倒的な人気や集客力、出品サービスを利用して、あなたが仕入れた商品を販売する。出品登録は簡単、しかも初期費用も不要、これがアマゾン転売の魅力です。



【3】出品サービスに登録する前に

3-1.登録手順ガイドをダウンロードしてみましょう

アマゾンで販売を始めよう!と思ったらまずは出品サービスに登録をすることから。登録方法についてはこちらのamazon出品サービスより「登録手順ガイド(PDFファイル)をダウンロードする」をクリックして、ファイルをダウンロードしてみましょう。





登録に関する方法や注意事項は、この出品アカウントの新規作成ガイドで詳しく確認することが出来ますが、事前に準備しておくものをここでまとめてみます。

3-2.登録事前に準備しておくもの

まずは、

  • Eメールアドレス
  • クレジットカード情報
  • 店舗情報
  • 電話番号

以上が必要です。
また売上代金受取用の銀行口座も用意しておきましょう。

3-3.ポイントとアドバイス

クレジットカードがなぜ必要か、大口出品の場合月額4900円(税抜)の登録料が必要です。通常は14日毎に振込まれる売上代金より相殺されるのですが、売上金額が月額に満たない場合、ここで登録されたカードに請求されるためです。

店舗情報とは、出品するにあたっての「屋号」や運営責任者・電話番号のことです。あなたのお店の名前の登録です!しかし屋号には悩むものです。またせっかく決まっても、既に使用されている名称は使えません。

屋号についてのアドバイスとしたら「〇○○BOOK」などのような特定の商品ジャンルを彷彿させる名前は避けた方が無難ということでしょうか。〇○○BOOKで水筒などが出品されていたら、買う方は違和感を感じてしまいます。

仕入ジャンルはどんどん広がるはずです、また店名は変更も可能です、まずはオーソドックスなもので考えたほうが無難です。

クレジットカードや売上金の受取り口座について、プライベートなものと分けることが鉄則です。また銀行であればネット銀行が便利です、新規でカードを作成する、また銀行口座を開設されるのでしたらぜひポイントサイト経由で「ひと稼ぎ」してください!




【4】大口出品と小口出品の違いとは

4-1.どちらを選んでも後から変更も可能です

出品サービス登録では登録手順ガイドにもある通り「大口出品と小口出品」、このふたつのプランよりどちらかを選びます。どちらを選んでも後から変更も可能です。ただ大口出品登録を選べば月額登録料金が発生します、ただその分メリットも多いのですが。まずはこの大口出品と小口出品の違いをまとめてみます。

4-2.大口出品とは

せどりをビジネスとして継続して取り組まれるのならこちらがおススメです。大口出品は、商品の出品および販売の有無にかかわらず、毎月4900円(税抜)の月間登録料が発生しますが、

  • アマゾンに登録されている商品だけでなく、新規商品も出品が可能です
  • 出品数やカテゴリーが無制限です(一部規制あり)
  • 大量の商品もまとめて出品登録が可能です
  • 各種ビジネスレポートが利用可能です

など有利な環境が整っています。また大口出品の場合購入者へ提供できる決済方法も、

  • クレジットカード
  • Amazonギフト券
  • コンビニ決済
  • 代金引換
  • Edy払い
  • Amazonショッピングカード
  • 請求書払い

など多数用意されています。当然ながら小口出品よりも好条件で出品が可能です。この大口出品に登録し、さらに発送方法はアマゾンの出品代行サービスFBAを利用する。これがアマゾン転売のスタイルです。言い方を変えればこのシステムを利用出来るからアマゾンで販売をする、ともいえるのです。

4-3.小口出品とは

これに対し小口出品の場合は、商品が売れるごとに手数料が発生する出品形態であり、商品1点につき100円の基本成約料が発生します。また、

  • アマゾンに登録されている商品のみ出品可能です
  • 商品を出品するには1商品ごとに登録が必要です

などのように出品条件は限られています、また購入者に提供できる支払い方法も

  • クレジットカード
  • Amazonギフト券
  • Amazonショッピングカード

だけとなってしまいます。


4-4.出品形態を一覧表でまとめて比較してみると

小口出品と大口出品、出品形態の違い

出品用アカウントの機能大口出品小口出品
4,900円の月間登録料×
100円の基本成約料(取引が完了した商品1点ごと)×
Amazonカタログにない商品の新規登録×
フィード、在庫ファイル、レポートを使った在庫管理×
注文レポートと注文関連フィードを使った注文管理×
AmazonマーケットプレイスWebサービスの利用(フィードのアップロード、レポートのダウンロード、その他のAPI機能)×
Amazonによる配送料の設定(全商品対象)×
出品ステータスの変更を利用した一定期間の出品停止(緊急の用件、悪天候、休暇など、何らかの理由で注文商品を発送できない場合など)
プロモーション、ギフトサービスなど、出品関連の追加機能の利用×
ショッピングカートボックス×
〇:対応 ×:非対応

4-5.ショッピングカートボックスの獲得

たとえば最後の「ショッピングカートボックス」。このショッピングカートボックスの獲得こそ販売のカギ、しかしその獲得方法は公開はされてはいません。出品者が狙うこのカートも大口出品であることが獲得条件の一つとなっています!







【5】目的はアマゾンのメリットを最大限に利用して「稼ぐこと」

5-1.大口出品・小口出品、どちらを選びますか

よくある説明ですが、出品数が50点未満である場合は大口出品者として4900円(税抜)の月間登録料を支払うより、小口出品の方が費用対効果が高い場合もあります。同様に月間50品以上販売すると基本成約料も5000円以上となり、大口出品の方が適しているとも言えます。

明確な判断基準はありませんが、初めて利用されるのであれば毎月50品以上の販売実績があること。または毎月4900円(税抜)をお支払いしても、充分な利益が確保されている方は迷わず大口出品登録をして、さらに実績を加速させることを考えたらいかがでしょうか。

たとえ副業であれ、ビジネスとして取り組むのなら日本一のマーケットプレイスであるアマゾンのメリットを最大限に利用して「稼ぐこと」が出品サービス登録の目的です。そのためには大口出品登録、さらにFBAを利用することです。商品管理や梱包発送といった作業は基本的には丸投げして、せどりの要であるリサーチと仕入、出品に専念することがアマゾン転売の一般的なスタイルです。