手数料の算出方法とポイントをまとめました
アマゾンさんには多くの手数料が規定されていますが、ここでは商品が売れた時に発生する手数料のうち、出品サービスに関連する「販売手数料・カテゴリー別成約料・基本成約料」を取り上げ算出方法やポイントを解説してみました。手数料と聞くと難しそうですが決してそのようなことはありません。また手数料計算にも便利なアプリも紹介します



目次
商品が販売された時に発生する手数料とは
販売手数料とは
カテゴリー別成約料とは
基本成約料(小口出品のみ)とは
手数料には消費税がかかります!
メディア商品以外が販売された場合
特別販売手数料について
手数料は決して安くはありません!
手数料のかんたんな確認方法は
手数料計算は決して難しいものではありません


ここで解説された内容は、すべてこのコンテンツ作成時におけるデーターや資料をもとにされたものです。最新の情報は必ずアマゾンさんに確認してください。


商品が販売された時に発生する手数料とは

出品サービスとFBA手数料が発生します

収益を得るためには手数料にもシビアにならなければなりません。アマゾンさんにもいろいろな手数料が規定されており、商品が売れた時に発生する手数料については、

出品サービスに関する手数料

FBAに関する手数料(利用者のみ)

この二つに分類され、それに関連する手数料が規定されて打います。

ここではまず「出品サービスに関する手数料」を取り上げ、これに属するこの三つの手数料について解説してみます。FBA手数料についてはこちらで解説してみました。

  • 販売手数料
  • カテゴリー別成約料
  • 基本成約料(小口出品のみ)

販売手数料はすべての商品に対してかかりますが、カテゴリー別成約料が発生するのはメディア商品が売れた場合のみです。そして基本成約料が発生するのは小口出品のみ、大口出品には発生しません。またFBAに関する手数料(在庫保管手数料と発送代行手数料)については別途解説します。ではまず販売手数料から見てみましょう。



販売手数料とは

販売された各商品に対し課せられる手数料です、ただし販売手数料は販売された商品カテゴリーにより、
「15%・10%・8%・45%」
といった異なるパーセンテージが定められています、各販売手数料別にカテゴリーをまとめるとこうなります。

販売手数料とカテゴリー
販売手数料15%
本・CDレコード・DVD・ビデオ・TVゲーム・PCソフト・ペット用品・文房具オフィス用品・ホーム(家具・インテリア・キッチン)・ホームアプライアンス・DIY工具・産業研究開発用品・腕時計・ジュエリー・ベビー&マタニティ・服・&ファッション小物・シューズ&バッグ・その他のカテゴリー


販売手数料10%
ドラッグストア・ビューティ・スポーツ&アウトドア・カー&バイク用品・おもちゃ&ホビー・食品&飲料


販売手数料8%
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)・カメラ・パソコン、周辺機器・楽器・大型家電


販売手数料45%
Amazonデバイス用アクセサリ


販売手数料を計算してみましょう

簡単な例題を用意しました。

例題1
・商品:DVD
・販売価格:2500円+送料350円=2850円
以上の条件で販売された場合、
販売手数料は
・2850円×15%=428円となります。


ここでのポイントは本体価格2500円に対してではなく、送料を含んだ価格2850円に対し手数料がかかる点です。ここはまずおさえておきましょう!

しかし、配送を出品者が行う場合もあるわけです。なんで自分で配送するのにアマゾンさんから手数料を取られるのでしょう、おかしな話ではないですか。

アマゾンさんに問い合わせたわけではないのですが、たとえば大口出品登録をすると、送料は出品者が自由に登録することが可能です。

すると本来、
「本体価格2500円+送料350円」
で出品するところ、送料に対する手数料がなければ、
「本体価格1円+送料2850円」
といった手数料逃れの一手を放つ出品者も現れるかもしれません。

こんな手を喰らったら、アマゾンさんもたまったものではありません。だから出品者の方々にはこのシステムで納得をいただいている、こんな解釈もひとつ成り立つのです。



カテゴリー別成約料とは

メディア商品(本、ミュージック、ビデオ、DVD商品など)が販売された場合、以下の通り商品ごとにカテゴリー別成約料が発生します。


カテゴリー別成約料

商品カテゴリー販売手数料カテゴリー成約料
15%80円
CD・レコード15%140円
DVD15%140円
ビデオ(VHS)15%140円


カテゴリー別成約料を計算してみましょう
例題2
・商品:DVD
・販売価格:2500円+送料350円=2850円
以上の条件で販売された場合、
カテゴリー別成約料対象商品につき
428円販売手数料のほか
・カテゴリー別成約料140円
が発生します。
すると手数料は合計568円となりますね。



基本成約料(小口出品のみ)とは

これは前述の通り小口出品のみ対象です、商品が販売された場合一商品に対し100円かかります。大口出品の場合この手数料は発生しません。例題のDVDが小口出品であれば、さらに100円が加算され手数料の合計は668円となるわけです。そして・・・


手数料には消費税がかかります!

『2015年10月1日以降のご利用分よりAmazon.co.jpの出品サービスにおける販売手数料等について出品者様へ消費税をご請求させていただきます。課税対象となる販売手数料は、月間登録料、販売手数料、カテゴリー別成約料、基本成約料(返金手数料、大量販売手数料)などの、Amazon出品サービスに関してAmazonが請求するサービス料が該当します。』


アマゾンさんよりこのような案内があったのは、2015年の8月のことでした。「手数料には消費税がかかります!」ここもぜひポイントとしておさえておきましょう。案内にはFBA手数料が抜けているようですが、こちらについてはすでに課税対象となっています。

消費税を計算してみましょう

いままで例題として算出した3つの手数料
・販売手数料:428円
・カテゴリー別成約料:140円
・基本成約料:100円
を合計し単純に消費税8%を加えてみます。

例題3
・商品:DVD
・販売価格:2500円+送料350円=2850円
・小口出品
以上の条件で販売された場合、
手数料合計668円にかかる消費税は
・668円×8%=53円!
概算ですが最終的に手数料として、
・688円+消費税53円=743円
が差し引かれるわけです。



メディア商品以外が販売された場合

繰り返しますが

  • カテゴリー別成約料が発生するのは、メディア商品を販売された場合のみ。
  • 基本成約料が発生するのは、小口出品された商品が販売された場合のみ。

です。
ここでメディア商品以外が販売された場合の手数料を計算してみましょう。

例題4
・カメラを15000円(送料込)で販売した。
・大口出品である。


この場合でしたらどうでしょう、
カメラの販売手数料は8%です。
したがって、


・販売手数料:15000円×8%=1200円
・カテゴリー別成約料:0円
・基本成約料:0円
・消費税:1200円×8%=96円
・手数料合計:1296円
となりますね。



特別販売手数料について

たとえば商品カテゴリー「TVゲーム」は15%の販売手数料となっています、しかしサブカテゴリーが「ゲーム機本体」に属する商品は、適用される販売手数料率が8%となります。このように

・ホーム&キッチン
・文房具・オフィス用品
・時計
・TVゲーム
・食品&飲料

このカテゴリーの商品はサブカテゴリーにより、適用される販売手数料率が変わるものもあることを覚えておいてください。このカテゴリーに属す商品をメインにされる方はアマゾンさんのガイドラインをよく読んでください。


手数料は決して安くはありません!

さて、ここまで

・販売手数料
・カテゴリー別成約料
・基本成約料(小口出品のみ)

以上3つの手数料について解説をしてみましたが、ここでFBAを利用すればさらに

・月額保管料
・配送代行手数料

が加わります。またFBAを利用せず出品者発送でも別途発送費は発生しますね。アマゾンの手数料は決して安くはありません。当然の話なのですが仕入の際、この手数料を加味したうえで判断しないと商売にはなりません。メイン商品の販売手数料(8・10・15%)はチェックしておきましょう。

販売手数料8%のカテゴリーを狙ってみる

カテゴリーによって販売手数料は変わりますが、最も低い8%のカテゴリー商品をメインに販売することもひとつの手です。対象商品は、エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)・カメラ・パソコン、周辺機器・楽器・大型家電ですね。

すべてのカテゴリーに言えることですが、新品でそこそこの利益を得ることは困難です。ぜひ中古品にも目を向けてみてください、するとこのカテゴリーではやっぱり「カメラ」が目玉です。そして「楽器」、ギター用のエフェクターなどおススメです!



手数料のかんたんな確認方法は

スマホアプリ「アマゾンセラー」が便利です

「アマゾンセラー」、これはアマゾンさんが出品者向けに提供しているアプリにつき、手数料だけでなく幅広いリサーチも可能です。手数料については「最低価格」を基準に算出してくれます。これは必需品なのでぜひインストールしてみてください。




在庫管理画面で確認する

また出品サービスに登録すると、手数料は在庫管理画面上「手数料見積り額」として表示されます、ここでも確認が可能です。




FBA料金シミュレーター

また「FBA料金シミュレーター」を使う手もあります。これまた便利なツールです。これにつきましてはこちら取り上げてあります。

ただ表示についてここで注意しておきますが、このシュミレーター
★出品手数料は税抜き
★FBA手数料は税込み
で表示されます(2018年8月現在)ので、気を付けてください!





手数料計算は決して難しいものではありません

アプリやツールを使いこなすことはとても大事なことです。しかし手数料などいい例で基本的な算出方法を知っている、いないでは大違いです。収益を上げるためにはシビアな目を向けなければならないものであり、またいつ改正(値上げ)されるかわからないものでもあります。基本的なことを理解していないと対応もできません。


手数料計算は決して難しいものではありません、電卓をちょっと叩けばすぐわかることです。あなたも出品者であれば、これを機会にぜひ「返金処理手数料」などその他手数料について記されたガイドラインにも目を通してみてください、思わぬ発見もあるかもしれません。



合わせてどうぞ!